こんばんは。お立ち寄りありがとうございます。T.です。
いよいよ2週間後にしの恋ですね。TwitterのTLには、企画の案内や新刊のお知らせが上がってくるようになりました。楽しみですね~。
私はお品書きを作りながら、ネップリ用の校正なんかしています。今回は新刊「ゆらゆら」と既刊「鴨八千両」・「雨障」をエアイベントに委託しました。
無配として、16Pのネップリを登録するのでよろしくお願いします。こっちは試し刷りがうまくいったら表紙をアップしますね。
以下は「ゆらゆら」の書下ろし「泥中蓮華」についてなので、一回畳みます。
私はハピエンが好きです。その中でも、「ああ、この二人は大丈夫。一緒に笑えるな」っていうのが確信できるハピエンが一番好きです。
「ゆらゆら」は、その点が少し微妙な終わり方になりました。
先生の言葉を受けたkksが、先生から離れることはありません。先生の望みであり、贖罪から生まれる彼に対する誓いだと思っているからです。
でもそれは共依存のような状態で、健全な関係ではないと思うんですよね。少なくとも、kksが好きなった笑顔の先生と共に築く関係とはずれていると思います。
先生自身も、思い描く未来の自分とは違う道に踏み出してしまったことに気づいています。二人とも離れられない(理由は違っても)という点では一致していますが、そこへの向き合い方がかなり歪。
そういう関係もありだと思うのですが、私の好きな二人は「太陽の下で笑い合える関係」という平凡な幸せの中にある二人なので、もう少し考えてもらいました。「ゆらゆら」の時点では、憎しみのある心のままでも一緒にいられれば/憎しみがあってもどうしようもないから、というのが二人の考えです。
自分達が望む関係とは。今のままで本当に良いのか。もしも違うなら、二人はどうするのか。
書下ろしの「泥中蓮華」はそこを考えた話になりました。
とにかく、きっと二人で笑えるね!って思える道筋へもっていきたくて、そこだけを目指しました。で、何が必要か、からR指定(ぬるい)の話になっています。
良かったら読んでみてくださいね。「ゆらゆら」の時点は大丈夫かな……って感じの二人が、「泥中蓮華」では、うんきっと大丈夫!って思えるようになっているハズなので。
もうとにかくkkirはハピエンでいてくれたら良いんですよ!私は何を書いてもそんな二人を目指すだろうと思うので、ぜひお付き合い下さいませ!
ではまた。
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